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2024.09.27
お知らせ
【カンボジア】カンボジアが新たな知的財産権記録システムを導入
2024年9月1日、カンボジア税関総局(GDCE)は知的財産権記録システム(IPRRS)を開始しました。この新システムは、知的財産権者が税関当局に関連情報や書類を入力することを可能にし、国境管理における当局の迅速かつ効果的な対応を促進します。このシステムはまだ試験段階ですが、現時点で完全に機能しています。

現在、下記2種類の記録があります。
  • 知的財産の記録: 商標、地理的表示(GI)、著作権を記録することができます。申請者の身元、連絡先、知的財産権情報、真正品と模倣品の見分け方の詳細、知的財産権登録証などの関連書類など、必要な情報をシステムに記録する必要があります。
  • 独占販売権の記録: この記録は、商務省(MOC)が独占販売権の記録通知を発行した後のプロセスをエスコートするものです。IPRRSが導入される前は、GDCEが手作業で情報を記録していたため、通常、若干の遅れが生じていました。新しいIPRRSでは、独占販売業者/法定代理人が自らシステムに情報を入力できるため、必要な情報への迅速なアクセスが期待されます。また、国境での並行輸入品の特定が容易になることが期待されます。

記録は2営業日以内に行われる予定です。記録は、知的財産権または独占販売権の記録通知の有効期間中有効となります。知的財産権または独占販売権の記録通知が更新された場合、IPRRSでの新たな記録が必要となります。
この新システムは、GDCEのウェブサイト(https://trader.customs.gov.kh)のトレーダーポータルからオンラインで利用できます。

ご質問等がある場合には、お気軽にお問い合わせください。

お問合せ先:商標担当 加藤(trademark@siasia.co.th
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